環境設定

設定特点

加載方式

  • • 環境変数または .env ファイルで
  • • アプリケーション起動時に一度読み込み
  • • 実行時に変更不可
  • • 基本設定デフォルト値を提供

適用シーン

  • • サーバー基本パラメータ設定
  • • データベース接続情報
  • • セキュリティ認証キー
  • • ログと監視設定

サーバー設定

設定項目環境変数デフォルト値説明
サービスポートPORT3001HTTP サーバーリスニングポート
サービスアドレスHOST0.0.0.0HTTP サーバーバインドアドレス
読み取りタイムアウトSERVER_READ_TIMEOUT60HTTP サーバー読み取りタイムアウト(秒)
書き込みタイムアウトSERVER_WRITE_TIMEOUT600HTTP サーバー書き込みタイムアウト(秒)
アイドルタイムアウトSERVER_IDLE_TIMEOUT120HTTP 接続アイドルタイムアウト(秒)
グレースフルシャットダウンタイムアウトSERVER_GRACEFUL_SHUTDOWN_TIMEOUT10サービスグレースフルシャットダウン待機時間(秒)
スレーブノードモードIS_SLAVEfalseクラスター展開時のスレーブノード識別子
タイムゾーンTZAsia/Shanghaiタイムゾーンを指定

認証・データベース設定

設定項目環境変数デフォルト値説明
管理キーAUTH_KEYsk-123456管理端のアクセス認証キー、強固なパスワードに変更してください
データベース接続DATABASE_DSN./data/gpt-load.dbデータベース接続文字列(DSN)またはファイルパス
Redis 接続REDIS_DSN-Redis 接続文字列、空の場合はメモリストレージを使用

パフォーマンス・CORS設定

設定項目環境変数デフォルト値説明
最大同時リクエストMAX_CONCURRENT_REQUESTS100システムが許可する最大同時リクエスト数
CORS 有効化ENABLE_CORSfalseクロスオリジンリソース共有を有効にするかどうか
許可オリジンALLOWED_ORIGINS-許可されるオリジン、カンマ区切り
許可メソッドALLOWED_METHODSGET,POST,PUT,DELETE,OPTIONS許可される HTTP メソッド
許可ヘッダーALLOWED_HEADERS*許可されるリクエストヘッダー、カンマ区切り
認証情報許可ALLOW_CREDENTIALSfalse認証情報の送信を許可するかどうか

ログ設定

設定項目環境変数デフォルト値説明
ログレベルLOG_LEVELinfoログレベル:debug, info, warn, error
ログフォーマットLOG_FORMATtextログフォーマット:text, json
ファイルログ有効LOG_ENABLE_FILEfalseファイルログ出力を有効にするかどうか
ログファイルパスLOG_FILE_PATH./data/logs/app.logログファイル保存パス

プロキシ設定

優先度説明

プロキシ設定は3層優先度をサポート:グループ設定 > システム設定 > 環境設定

環境プロキシはグローバルフォールバック設定として機能し、システム設定とグループ設定のどちらもプロキシ設定がない場合のみ有効。

GPT-Load は環境変数からプロキシ設定を自動的に読み取り、上流 AI サービスプロバイダーへのリクエストに使用します。

プロキシ設定

設定項目環境変数デフォルト値説明
HTTP プロキシHTTP_PROXY-HTTP リクエスト用プロキシサーバーアドレス
HTTPS プロキシHTTPS_PROXY-HTTPS リクエスト用プロキシサーバーアドレス
プロキシなしNO_PROXY-プロキシアクセスが不要なホストまたはドメイン、カンマ区切り

サポートされているプロトコルフォーマット

HTTP:
http://user:pass@host:port
HTTPS:
https://user:pass@host:port
SOCKS5:
socks5://user:pass@host:port

環境設定まとめ

環境設定は GPT-Load 設定システムの基盤で、アプリケーションの実行に必要なインフラストラクチャパラメータを提供する主要な役割を担っています。

  • 基本サービスパラメータ:アプリケーションの起動と実行が依存するコアサービスを定義し、サーバーポート、データベース接続など。
  • 管理特性.env ファイルまたはオペレーティングシステムの環境変数で設定し、アプリケーション起動時にロードし、設定の安定性と一貫性を保証。
  • 使用上の利点:システムに信頼性の高いデフォルト値を提供し、同時に機密情報(データベースパスワード、APIキーなど)をコードベースから分離し、セキュリティを強化。