グループ設定管理
グループ作成と設定の完全ガイド。基本設定、アップストリームアドレス、高級設定などの機能の詳細な設定方法を含みます
基本設定
グループ名
グループの一意識別子で、システム内部での識別と管理に使用。意味のある名前を推奨
表示名
グループのフレンドリーな表示名で、フロントエンドインターフェースでの表示に使用し、可読性を向上
チャンネルタイプ
アップストリームサービスのタイプ識別子で、API互換性とリクエスト形式を決定
テストモデル
接続テストに使用するモデル名で、設定の正確性を確保
プロキシキー
システムが生成するプロキシキーで、APIアクセス認証に使用。生成とコピー操作をサポート
優先度重み
グループの優先度重みで、数値が高いほど優先度が高く、ロードバランシング戦略に影響
アップストリームアドレス設定
マルチアドレスロードバランシング
ロード分散と高可用性を実現するために複数のアップストリームアドレスの設定をサポート。注意:複数のアドレスは同一サービスの異なるアクセスポインであり、異なるサービスプロバイダーではありません。
• 重みベースのラウンドロビンアルゴリズムでリクエストを分散
• すべてのアドレスは同一アップストリームサービスの異なるノードである必要
• 重み付きラウンドロビンをサポートし、スマートなロード分散を実現
設定例
https://api.openai.com
重み: 1 (メインアドレス)
https://ai.proxy.com/openai
重み: 1 (バックアップアドレス)
機能の利点
- • 高可用性:単一障害時の自動切り替え
- • 自動フェイルオーバー:異常ノードの自動除去
- • パフォーマンス最適化:近隣ノードアクセスで応答速度向上
- • リアルタイム監視:ノード状態と応答時間の監視
高級設定
グループ設定オーバーライド
グループレベルの設定パラメータで、グローバルシステム設定よりも高い優先度を持ちます。未設定のパラメータはシステムデフォルト値を使用。
設定優先度
- 1. グループ設定(最高優先度)
- 2. システム設定(中程度優先度)
- 3. デフォルト設定(最低優先度)
参考ドキュメント
詳細なオーバーライド可能設定項目はプロジェクト設定ページを参照
カスタムリクエストヘッダー
機能説明
- • カスタムHTTPリクエストヘッダーの追加
- • 既存のリクエストヘッダーフィールドの削除
- • 既存のリクエストヘッダー値の修正
設定例
Authorization: Bearer custom-token
User-Agent: GPT-Load/1.0
パラメーターオーバーライド
高級JSON形式のリクエストパラメーターオーバーライド機能で、ユーザーリクエスト内の特定パラメーターを強制的にオーバーライド。設定後はすべてのリクエストに自動的にマージ。
JSON形式
{ "generationConfig": { "thinkingConfig": { "includeThoughts": true } }, "tools": [ { "google_search": {} } ] }
使用シナリオ
- • デフォルトパラメーター値の設定
- • パラメーター範囲の制限
- • セキュリティパラメーターの強制
設定ベストプラクティス
設定管理
- • 設定変更前にテスト環境で検証
- • 重要な設定変更前に現在の設定をバックアップ
- • テスト機能で設定の有効性を検証
セキュリティ推奨
- • 定期APIキーローテーションでセキュリティを確保
- • 管理インターフェースアクセス権限の制限
- • 異常アクセスとエラーログの監視